HOME
|
レコーディングの流れ
|
アーティストを中心としたお金の流れ
|
エンジニアとは
|
マネージャーとは
|
プロデューサーとは
2008年7月
レコーディングの現場で欠かせない人物といえば、やっぱりレコーディングエンジニア。ミキサーとも呼ばれる音の職人の仕事の一部を覗いてみましょう。
● エンジニアに必要なもの
積極的に自ら行動すること、コミュニケーション能力、物事を長期的視野で捉え考えること、頭の回転力、柔軟な考え方、オリジナリティーのある発想力が重要。また、「アレンジャーが描くイメージや、ミュージシャンが出す表現」を録るという意識が大切。
● エンジニアに向いている人
サービス精神旺盛な人。つまり、いいものを作ってあげたいという気持ちの強い人。そして研究心が旺盛で、常にクリエイティブな意識を持ち続ける人。というか、そうでないとエンジニアはやっていけない。
● 良かったと感じること
好きな音楽の世界で、自分の関わった作品が商品として世の中に残ることにやりがいを感じる。また、ひとつのプロジェクトが終わったときの、アーティストとスタッフの一体感と充実感。
● この仕事のつらいところ
絶対的な良し悪しの基準がなく、最終的には個々の感性、感覚で判断されるということ。たとえば、自分(エンジニア)の感覚と、要求されるもの(クライアントの感覚)との間にギャップが生じたときのジレンマなど。
マイクロフォン
生楽器やヴォーカル録りをするときに必要不可欠な音の入口となる。構造的に大きく分けて、ダイナミック型とコンデンサ型がある。
マイクプリアンプ&エフェクタ
マイクの出力はとても小さいので、調整しやすいレベルまで増幅するためにマイクプリアンプを使用。その後にエフェクタなどで音を作っていく。
ミキシングコンソール
複数の入力信号の音質や音量を調整し、ミックスしたり各出力に出力する。比較的小さいものを「ミキサー」、大きいものを「卓(たく)」と呼ぶことが多い。
パソコン&DAWソフト
音の記録、編集、ミックスを行う。プロのレコーディングスタジオでは Mac と ProTools が主流となっている。
モニタースピーカー
録音、ミックス時に物差しとするスピーカー。ポイントは、そのスピーカーで聴いたときにいい音がするというよりも、それを使用して作り上げた作品が、他のスピーカーや再生システムで聴いたときにもイメージどおりの音で聴こえる作品に仕上がっているかという点になる。
フリーマガジン
「音楽業界仕事Navi フィールオブミュージック」
より
HOME
|
レコーディングの流れ
|
アーティストを中心としたお金の流れ
|
エンジニアとは
|
マネージャーとは
|
プロデューサーとは
掲載されている画像・文章の無断転載は禁じております。
Copyright (c) 音楽業界仕事Navi , All rights reserved. Mail >
feelmusic@jjf.jp